CIDマイクロコース
歯科医師の渡辺です。
先日2日間にわたり当院の勝山先生が理事長を務めるCID clubのマイクロスコープの勉強会に出席してきました。
マイクロスコープを用いた支台歯形成(被せものをする為の歯の整形)や樹脂の充填、歯周外科のトレーニングを2日みっちり行いました。普段から高倍率の拡大鏡(SurgiTel 8倍、素晴らしい拡大鏡です)で診療しており肉眼で口腔内を見ることはほぼありませんが、やはりマイクロスコープで見る世界は別次元です。縫合の際に歯肉が寄っていく様子が非常によくわかるので過剰な張力が弁にかかるのを防げたり、削った歯の縁の形状がしっかり把握できるので被せるのにより理想的な形態にすることができます。
勉強会のためにお休みをいただいてしまい患者様には大変ご迷惑をおかけしましたが、臨床の様々な場面で絶大な威力を発揮するマイクロスコープですので、しっかりアップグレードした、最先端の技術をもってお返ししていけたらと思います。