インプラントはどれを使っても同じなのか

歯科コラム Column

インプラントはどれを使っても同じなのか

インプラントはどれを使っても同じなのか

インプラントの治療費は、使用する材料によって費用や質が異なります。とにかく費用を抑えてインプラントにしたい、どのメーカーのものでも同じだから安いものを選びたいと考える方がいらっしゃるでしょう。しかし、品質や将来的な影響、不具合があった際のパーツの供給など様々な面から考えると、信頼のおけるメーカーのインプラントを選択することがおすすめです。

インプラントは世界中で数百社のメーカーがあり、インプラントならどれも同じわけではありません。その中で長い歴史があり信頼性や開発力、化学的データなどの点で安心できる「プレミアムインプラント」と呼ばれる企業は数社しかないのです。

世界でシェア率が高いメーカーほど、継続した企業努力を感じられます。具体的な企業名をあげると、26%のシェアを誇るStraumann Group(ストローマンインプラントなど)、シェア率17%のEnvista(ノーベルバイオケア)、シェア率11%のDentsply Sirona(アストラテックなど)が、世界三大シェアを誇るメーカーです。

その他にシェア率が5%以上のメーカーが数社あり、8%のシェアを持つOsstemや同じく8%のHenry Schein、5%のDentiumやZimVie(3iインプラント)などです。上記のプレミアムインプラントの企業であれば信頼性が高いですが、一方で治療費が高くなる傾向があります。その他に400社以上のメーカーがあり、それらを全て合わせて20%ほどのシェアとなっています。

このような知名度や利用率が低いメーカーであれば、もちろん治療費を抑えられます。しかしながら信頼度や今後の将来性などが不透明なので、リスクを考えなければなりません。

日本においては、インプラント専門医が施術を行なうクリニックの場合、プレミアムインプラントを採用しているところがほとんどです。インプラントはご自身の体に埋め込むものなので、費用だけで選ぶのではなく、品質に問題がなく、安心して長く利用できるものを選びましょう。

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