インプラント治療前の検査内容とは?

歯科コラム Column

インプラント治療前の検査内容とは?

インプラント治療前の検査内容とは?

インプラントは顎の骨に埋め込んで装着する人工の歯で、インプラント治療には外科的な手術が必要です。
本記事ではインプラント治療をするために必要な検査や、治療前に決めておくことについて紹介します。ぜひ最後までお読みください。

安全なインプラント治療のために必要な検査とは?

インプラント治療を受けるためには、安全に治療を受けられる状態であるのかを把握することが大切です。そのため、以下のような検査を行います。

  • ・口腔内検査:虫歯や歯周病の有無、噛み合わせの確認をする
  • ・血液検査:糖尿病や貧血の症状、肝臓や腎臓の異常、感染症などを調べる
  • ・二次元X線検査:顎の骨の状態を調べる
  • ・三次元CT:レントゲン検査では撮影できない詳細なデータを取得する

ただし、術前検査に三次元CT検査が含まれていない歯科医院も多く、二次元X線検査のみで骨の状態などを確認する場合もあります。また、持病がある場合はかかりつけ医と連携し、適切な治療が受けられるようにしましょう。

安全に治療を受けられる状態であると確認された場合、歯形を取って噛み合わせを診断し、あごの骨の状態と照らし合わせて治療プランを決定します。

治療の前にどんなことを決めておくとよい?

治療前は以下の順番で治療内容を決めていきます。

  • 1. 全体の治療計画のオプション
  • 2. インプラントの歯の設計・インプラント本数
  • 3. 治療方法・手術方法
  • 4. 治療期間
  • 5. 治療費

インプラントの種類は国内で流通しているものでも30種類程度あり、世界で流通しているものになると数百種類にもなります。患者様の希望によっても治療計画そのもの、またはインプラント本数、手術方法などが大きく変わります。また、埋め込む場所によっても難易度やインプラント本数が変わります。

治療費用は当然重要な要素とはなりますが、安全性や実績、信頼性の高いインプラントメーカーを選ぶことをおすすめします。

インプラント治療前に身体の状況を確認しておけば安心です!

インプラント治療は口の中の状態や持病によって不向きの方もいます。そのため、治療前にしっかりと検査を受けることが大切です。また、どのような人工歯を入れるかによって、治療内容や治療期間、治療費が決まります。

歯科医と十分に話し合って、納得のいくインプラント治療を進めていきましょう。

Q.1 インプラント治療前に見直した方がよい生活習慣はありますか?
A.1 特に喫煙は歯周病の悪化やインプラントの長期的成功率に直接関係があることが知られています。できるだけ喫煙やアルコールの摂取は控えましょう。
Q.2 血液をサラサラにしている薬を服用しているのですが、インプラント治療は受けられますか?
A.2 従来は服薬を中止して止血を優先にするということがセオリーでした。しかし近年では可能な限り、常備薬を休薬せずにインプラント手術を行います。もちろん全身の状態により、止血が困難であると予想される場合は、担当医の医師と事前にコミュニケーションをとり、休薬する場合もあります。飲んでいる薬に関しては正確にお知らせください。
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