インプラント手術の適応範囲に関して

歯科コラム Column

インプラント手術の適応範囲に関して

インプラント手術の適応範囲に関して

持病がある方やご高齢の方などで、自分はインプラント手術を受けられるのかと気になっている方がいらっしゃるかもしれません。具体的な病気の例をいくつか取り上げながら、インプラント手術の適応範囲についてご説明します。

糖尿病の方の場合、糖尿病治療を行なっていて、血糖値コントロールされている方ならインプラント治療は可能です。基準としては、糖尿病専門治療に通院し、HbAlc7.0%未満、空腹時血糖値130mg/dL未満、食後2時間血糖値180mg/dL未満であることが目安です。口腔内の管理を十分に行なった上で、糖尿病の治療も適切に行なえば、インプラント治療ができます。ただし、インプラント治療中、治療後などに糖尿病の病状や経過などに変化があった際には、すぐに主治医に相談しましょう。

血液がサラサラになるお薬を服用されている方の場合も、ほとんどの方はインプラント治療可能です。ただし、薬の服用を一時的に中断することもあるので、主治医と相談の上での治療になります。なぜなら、抗血小板薬、抗凝固薬などを服用されていると、出血しやすく、血が止まりにくい傾向があるからです。服用薬の種類や状況などを主治医に確認した上で、適切な方法でインプラント治療を行ないます。休薬する、薬の服用を続けた上で治療する、インプラント治療を複数回に分ける、止血をしながら時間をかけてインプラント手術を行なうなど、患者さまに合った方法で治療します。

骨粗鬆症の場合は、患者さまの状況によって、インプラント治療ができるケース、できないケースがあります。骨吸収抑制薬を服用、注射投与されている方は、医科と歯科で十分な協議の上で治療できるかを決めます。長期間、上記のお薬を服用されている方の場合、顎骨壊死を引き起こすリスクが考えられるためです。ガンの治療経験がある方の場合、その治療内容、経過、時期によって、治療の可否を判断します。寛解し、全身が健康な状態であれば、インプラント治療が可能です。

ただし、インプラント治療をする顎に放射線治療を行なっている場合は、インプラント治療は適応範囲外です。また、がん治療中の服用薬やその時期なども確認した上で、インプラント治療が可能か判断します。その他、気になる持病、病歴などがある方は、歯科医に相談してください。安全性を十分に確認したうえで、インプラント手術の可否を判断致します。

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